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Posted by ミリタリーブログ at

2013年04月25日

納期について

おはようございます。
鈴友株式会社代表取締役社長を勤めさせて頂いている鈴木と申します。

色々と我々のサービスをご利用されて頂いて、誠にありがとうございます。
メールや、各ブログ、動画サービスで弊社の仕上がりを喜んで取り上げて頂いており、感謝致します。
恥じない仕上がりをご提供する事に、弊社スタッフに対しても励みになります。

この刻印やミルスペック塗装のサービスもユーザー様のお声をお聞き、ご希望に添えるよう提供しております。
「刻印を1万円」など本来過去の価格から比較したらあり得ない位の低価格で商いできる様スタッフ一同頑張っております。
ミルスペック塗装も、本家米国の価格よりも低価格で、日本の個人様、業者様、そして、
今では世界からの注文も入る様になり、感謝するばかりです。

勿論その中で仕事が増える=納期も長くなると連想される訳ですが、
その為今年はテーラリング事業部(工場の本職は徽章関係のメッキ工場を89年間営んでおります)直属に
新たに3名(来月にもぅ一人増え4人となります)のスタッフを雇い、納期を短く行えるよう経営的判断をしました。
まだ新人、半人前などの状態ですが、徐々に作業のペースも上手くかみ合い始めております。
しかし私もまだ彼等を指導しながら作業を行っておりますので、ご了承よろしくお願い申し上げます。

さて、納期の件ですが、白彫りのマーキング刻印の場合、弊社の版下ライブラリ内の物であれば
1,2日位頂ければ仕上がります。
もちろん混み合い具合によりますが、その程度の納期です。
版下の作成も行わなければ行けない場合、
有料でしたら1週間、
無料(弊社ライブラリに加わります)でしたら2週間前後をお待ちいただく事になります。
近々弊社ホームページにてライブラリの紹介をしたいと思います。
このミリブロにも刻印あれこれと題してご紹介させて頂いていますので、ご拝見お願い致します。
新しい作業などは弊社フェイスブックにてご案内しておりますので、そちらもお時間ある時
拝見お願い申し上げます。
サイトのurlは:
https://www.facebook.com/SuzutomoCompanyLtd
です。

塗装も頻繁に使用される色の場合でしたらそんなに時間がかかる事もないですが、
あまり使用されない色になりますと、時間が少しかかる場合もあります。
また在庫に無い色を発注かけた場合、その分取り寄せ時間が必要となります。
弊社では塗装を一色を行うたびに道具を全洗浄をしていますので、次の作業に取りかかるのはその後になり、
一日何色の塗装ができると言うものでもありません。
パーツなど色違いの物になりますと、全部一緒に仕上がる様にはならなくなります。

刻印埋めや消しなども、ただ埋める、削り落とす作業にしていません。
いい加減な仕事をするとそれなりの仕上がりになります。
テーラリングと言うのはリストア(修繕、修復)を含めての事で、弊社の許容範囲の物差しは凄く短いです。
なので、削り落とした時や埋めた時のひけの段差など全部ならして、ルーペで検品をしながらプロの仕事を行っております。

再刻印なども、溝に母材と埋め材の固さ違いで段差ができた場合、
再度埋め直して再刻印を施す手間をかけております。
勿論この様な作業は一切請求しておりません。
自分の品物の様に完璧な具合に仕上げる様に丁重に行っております。
この様な作業の場合、埋めて完全硬化後に均し磨き、再刻印など行うので時間も必要となります。
完全硬化には1日は必要とします。この作業を繰り返せば数日かかり、しかも毎日埋め作業を
行っている訳ではないので、他の埋め作業の時と一緒に行います。
そしてその後に塗装をしてまだ段差や元の刻印痕など見える場合は、
再度の均し磨きを入れた後、またサンドブラストをかけ再塗装を施すような事になります。
お客様の手に渡る時には見えない所にも時間をかけて100%満足頂ける様に頑張っております。

刻印などもただ入れるだけの事はしておりません。
本来玩具なので「これでいいや」みたいな発想で仕事をしておりません。
できるだけ資料や工場マニュアルなどを集めてチェックして、
その刻印の由来、時期、入り具合などの再現を実銃並みにしております。
刻印はメーカーの「顔」であり、徽章業界でもそうですが、各メーカーは拘りをかけて作っております。
例えばコルト社の刻印ですが、海外のコルト刻印は高価な物でもメーカーに考慮してか変えています。
ここでどこがとは言いませんが、ランパント・コルトにはストーリーがあり、メーカーの志を表現しています。
だいたいのブランドロゴがそう作られています。
書体などもちゃんと選ばれて、並び方や大きさなども拘りを入れている具合です。
弊社は全部ではありませんが、そのままパソコンの書体など使用せず、一つ一つ図柄から文字など
なぞりながら版下を制作していきます。
そしてただ制作をするだけでなく、打刻の場合は打刻の再現も行ったり、
彫り方も弊社が作り上げた立体彫り技術を使用したりして細かい所までできるだけ再現しております。
この技術は世界初の技法で、他では行っていません。
この様に確実な再現で作り、実銃並みの物をゲームや家で本物を持った感覚で楽しんで頂ければと思いながら、
湛然に刻印サービスをご提供しております。

時間をかければかける程、良い物に仕上がる。
妥協はせず、仕上げる所はとことん追求する様にスタッフにも言い伝えております。
ですので、どうかその様な事などを取り入れ、作業終了までお待ち頂きます様、お許しお願い申し上げます。

私としては「鈴友に預ければ世界一良い物が帰ってくる」を目指しておりますので、
今後ともスタッフ一同、宜しくお願い申し上げます。

鈴木 保利

鈴友株式会社
代表取締役   

Posted by suzutomo at 07:59お知らせ