2011年10月19日
KGガンコートとテフロンコートの見本No2
こんばんは。
AR編を紹介しようと思ったのですが、なんと...みんな同様な黒色なので違いで云うと刻印オン・パレードになってしまい...汗
流石AR系には黒が圧倒的です... FDEやODも魅力的だと思うのですが... とりあえず、そういう事で路線を変えてみます。
鈴友ホームページでは紹介しているのですが、ミルスペック塗料とHVLPならではの塗装技法を紹介します。質感が触っただけじゃ分からない程リアルな鋳物風やパーカライズド調に、後加工で磨きを掛けてつやを出しをした仕上げなどお見せ致します。
まず最初に撹拌塗装と普通塗装の質感の違いを紹介します。PX4ができ上がったので、それで比較できます。
これがテフロン撹拌塗装のできたてです。上と下のPX4はゲームで使った後で、使っているうちに表面がやや滑らかになり始めました。
粒子が粗いので光の反射を拡散します。下の通常テフロン加工より撹拌塗装は表面を低反射にします。
この様なKG塗装方法で一見変わった加工ができます...
これは鈴友HPでも紹介してますが、WE製M16A1VNのフロントサイト部分です。フロントサイトの表面は最初つるつるしてます。
入手当初のアルミバレルは黒いアルマイトで、バレルには見えない色と質感でしたがこの写真ではKG下地が塗ってあるバレルです。
鉄っぽい下地を塗装して一度焼き、その塗膜上に撹拌塗装でパーカライジング風の色具合と質感を与えました。これでパーカー塗装加工が刷れ落ちた時、下地の鉄っぽい質感が出てくる様になっています。KGガンコートなので、簡単に落ちる訳ではありませんが、撹拌塗装はかさかさな表面を作れるので、膜厚が厚くなければ刷れ落ち、下地が見え始めます。逆に膜厚が厚ければ上のPX4の様に表面が慣れて来て、滑らかになってきます。
使い古したトレポンのパーカライズドバレルと比較です。
このアルミバレルはステンレス特徴の黒染め加工をKGで始めた所です。上記の加工はHVLPを使いましたが、今度はKGを研磨する加工です。
KGは熱処理をすると金属と一体化された様に固くなります。それを磨いたりしてヘアライン加工や、黒染め加工、鏡面加工に仕上げたりする事もできるのです。これは鏡面加工一歩手前の黒染め加工。鏡面は必要ないのですがつやをだす。グロスのKG黒もあるのですが、くすみや鏡面などはやはり研磨で入れないとリアルに見えません。このアルミバレルは比較用に半分磨かれていて、従来の塗装と黒染め加工の違いが分かります。現在加工最中ですが、M1911フレームの磨きがそろそろでき上がりそうなので、出来上がり次第追加します。
AR編を紹介しようと思ったのですが、なんと...みんな同様な黒色なので違いで云うと刻印オン・パレードになってしまい...汗
流石AR系には黒が圧倒的です... FDEやODも魅力的だと思うのですが... とりあえず、そういう事で路線を変えてみます。
鈴友ホームページでは紹介しているのですが、ミルスペック塗料とHVLPならではの塗装技法を紹介します。質感が触っただけじゃ分からない程リアルな鋳物風やパーカライズド調に、後加工で磨きを掛けてつやを出しをした仕上げなどお見せ致します。
まず最初に撹拌塗装と普通塗装の質感の違いを紹介します。PX4ができ上がったので、それで比較できます。
Detonator SD PX4 アルミスライドに自家製テフロン塗料を滑らな普通塗りで仕上げたものです。
こちらは同じくDetonator PX4 アルミスライドですが、同じテフロン塗料を撹拌塗装で仕上げました。違いと云えばこのスライドには塗装前にミーリングの加工痕を付けたくらいで、両方にサンドブラスト、密着安定剤の前処理を施されています。とても同じ塗料を使っている様に見えないのですが、間違いなく同じ物です。撹拌塗装で梨地にしたりできるのですが、その際、特にテフロン塗料の場合使っているうちに表面が慣れて、ウェザーリングの様な感じが出てきます。膜厚は通常より厚くついているので、梨地が落ちて表面が滑らかになるのです。
フレームは上の方がKGで、下の方はデュラコートです。やはり焼付けができないKGは剥がれるので、熱処理ができない下地の塗装にはデュラコートが一番です。
これがテフロン撹拌塗装のできたてです。上と下のPX4はゲームで使った後で、使っているうちに表面がやや滑らかになり始めました。
粒子が粗いので光の反射を拡散します。下の通常テフロン加工より撹拌塗装は表面を低反射にします。
この様なKG塗装方法で一見変わった加工ができます...
これは鈴友HPでも紹介してますが、WE製M16A1VNのフロントサイト部分です。フロントサイトの表面は最初つるつるしてます。
入手当初のアルミバレルは黒いアルマイトで、バレルには見えない色と質感でしたがこの写真ではKG下地が塗ってあるバレルです。
鉄っぽい下地を塗装して一度焼き、その塗膜上に撹拌塗装でパーカライジング風の色具合と質感を与えました。これでパーカー塗装加工が刷れ落ちた時、下地の鉄っぽい質感が出てくる様になっています。KGガンコートなので、簡単に落ちる訳ではありませんが、撹拌塗装はかさかさな表面を作れるので、膜厚が厚くなければ刷れ落ち、下地が見え始めます。逆に膜厚が厚ければ上のPX4の様に表面が慣れて来て、滑らかになってきます。
使い古したトレポンのパーカライズドバレルと比較です。
このアルミバレルはステンレス特徴の黒染め加工をKGで始めた所です。上記の加工はHVLPを使いましたが、今度はKGを研磨する加工です。
KGは熱処理をすると金属と一体化された様に固くなります。それを磨いたりしてヘアライン加工や、黒染め加工、鏡面加工に仕上げたりする事もできるのです。これは鏡面加工一歩手前の黒染め加工。鏡面は必要ないのですがつやをだす。グロスのKG黒もあるのですが、くすみや鏡面などはやはり研磨で入れないとリアルに見えません。このアルミバレルは比較用に半分磨かれていて、従来の塗装と黒染め加工の違いが分かります。現在加工最中ですが、M1911フレームの磨きがそろそろでき上がりそうなので、出来上がり次第追加します。
Posted by suzutomo at 00:36
│KGガンコート