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2014年12月13日

セラコートオフィシャル動画と画像まとめ

セラコートオフィシャル動画と画像まとめ


Cerakote FINISH STRONG
Finish Strong とは「最後まで強い」の意味がありますが、
Finish は「仕上がり」と言う意味合いもあり、「強い仕上がり」と
両方の意味をかけたセラコートのスローガンです。

セラコートからリリースされている動画は皆さんもご存知かと思いますが、
「セラコートって何?」とまだ存知てない方々にも存知て頂こうと動画を短く編集、まとめてみました。

まずは摩耗比較テストのビデオ。(Hシリーズ)
テストはASTM国際規格D4060に乗じて行われた試験です。
http://www.cerakoteguncoatings.com/resources/files/testing/Abrasion.pdf
摩耗テストはテーバーテストとも言われ、どの位違いがあるか他社製品と比べました。
ターンテーブルに置かれたサンプル板を1kgの砥石の下で回転させた摩耗試験です。
各皮膜膜厚が違うので、回転数/膜厚で平均値を出します。
そしてその結果は!






次は塩水腐食比較テストのビデオ。(Hシリーズ)
こちらはASTM国際規格B117で行われた試験です。
http://www.cerakoteguncoatings.com/resources/files/testing/Corrosion.pdf
塩害テストでは5%の塩水(海水は3%)を摂氏60度の環境で繰り返しサンプルに散布されます。
塩水は再利用されていますので錆でオレンジ色になってしまいますが、サンプルが錆びた事とは関係ないです。
金属が錆びると皮膜に錆特有のおできや膨れができます。
この状態が起きた時「錆が起きた」事になります。
このテストに使用された他社製品サンプルはメーカーから直接市販された製品を買い求めた物です。
結局この動画テストでは錆びが2000時間以上でもおこらず、最終計測では3500時間と断突の結果をだしています。






最後の動画はオフィシャルではないですが、弊社鈴友株式会社がちょっとした実験を。
このセラコートはハイテンプと言って、高熱対応の性能を持っています。(Cシリーズ)
どの位の耐熱かと言いますと。。。種類によって違いがありますが、600℃から1200℃位まであります。
ご覧いただくように耐熱、(金属の)耐火性能があります。
アルミ707Nの母材は反対側から煙がでているのですが、セラコートされた面は。。。






ASTM国際規格D3363硬度計測試験(Hシリーズ)
http://www.cerakoteguncoatings.com/resources/files/testing/Hardness.pdf

セラコートオフィシャル動画と画像まとめ



製品案内で硬度、引っ搔き、密着と書いてありますが、その説明を紹介致します。
硬度とは表面の固さを示し、9Hが最高数値となっております。
実質押し込み硬さ強度を示します。(塗膜硬度試験)
セラコートはどの塗料やコーテイング材の様に顔料によって違いがありますが、
だいたいの色の高度は最高の9Hを誇り、最低でも7Hの硬さがあります。
(ちなみにウレタン塗装は4.4位です。)
硬度以外に計測されるのが引っ掻き硬度です。
引っ搔き硬度は(鉛筆引っ搔き硬度試験)9Hが最高数値となっております。
実質塗膜の破れでや掠れ傷が出る計測を示す硬度です。
こちらは顔料と艶が関係します。
艶がある方が引っ掻き傷は目立ちやすいので、その分数値が下がりやすいですが、
マット系が多いセラコートは標準で8Hを誇る硬さを持っています。




ASTM国際規格D3359密着試験(Hシリーズ)
http://www.cerakoteguncoatings.com/resources/files/testing/Adhesion.pdf

セラコートオフィシャル動画と画像まとめ



密着試験では母材まで傷を付け、テープで剥がれるか測定をする試験です。
最高値は5Bです。
主にセラコートは5Bを品質基準としておりすので全製品密着度は最高値を誇ってます。




ASTM国際規格D522柔軟性試験(Hシリーズ)
http://www.cerakoteguncoatings.com/resources/files/testing/Flexibility.pdf

セラコートオフィシャル動画と画像まとめ



どれくらい母材を折り曲げて皮膜が剥がれないかを計測します。
セラコートの柔軟性は驚異的で、ほとんどの製品は180度折り曲げても剥がれず、塗膜も割れずに皮膜を維持できます。
最低でも120度位までは問題ありません。
弊社ではサンプル版をお客様の前で180度に折り曲げ、また折り戻し、
更に爪で引っ掻いて頂いき剥がれない事を証明すると皆様が「こんな皮膜見たことない」と驚きます。




ASTM国際規格D2794耐衝撃試験(Hシリーズ)
http://www.cerakoteguncoatings.com/resources/files/testing/Durability.pdf

セラコートオフィシャル動画と画像まとめ



硬度かつ柔軟性あり、最高値の密着度を誇る皮膜は耐衝撃試験でも今までにない結果をだしています。
普通なら衝撃で曲がったところからパリパリと皮膜が剥がれるのですが、セラコートはそれが起こりません。
柔軟性、密着性が高い故に衝撃があっても皮膜が母材と一緒に凹んでくれます。






この様にセラコートの性能性質は比較にならない程あり、各テストで最後に残る強者です。
また、放熱、断熱、滑車、耐溶剤、耐薬品なども他ならぬ性能があり、用途と応じてセラコート製品選びができます。

装飾性もよく、有名ブランドのハンドバッグ金具、時計、アイウェア(サングラス)、もちろん車両やバイクなど、
幅広い製品に使われ世界から支持を受けているコーテイング材です。

製造費や研究開発費などで少々高価なコーテイング材ですが、25ミクロンの膜厚なので少量で済み、
他にない性能や性質、安定して安心できる仕上がりを考えたら逆に安価な物です。

米国でもARアッパーなど60ドル辺りの施工費、英国やドイツではその2倍のコストとなってしまいますが、
弊社ではみなさまに幅広くご利用頂けるようにコストカットしてどの国よりも今の所お安くご提供しています。
ただし円安もコストに響いてくるのでこの先どうなるかは為替しだいですが。。。
これからもセラコートのご支援、よろしくお願い致します!




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Posted by suzutomo at 17:38 │セラコート