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Posted by ミリタリーブログ at

2012年06月07日

VFC MP5SDのリアル化企画

おはようございます。
6月に入りまだ清々しい朝なのですが、弊社の塗装場では釜がフル活動している毎日で、真夏の様に熱い日々を過ごしております。皆様も夏バテなどお体にをお気をつけ下さい。

さて、今回はVFC MP5SDのリアル化企画を紹介致します。
VFCが製作されたMP5SDの作りは良くできていると思っていますが...
外装はHK社モットーの"NO COMPROMISE"、「妥協無し」とまでは到達しておりませんので、この企画を始めました。

まずはレシーバーにあるシリアル番号。本品にはシリアル番号らしき物に6mm BBとレーザー刻印を打ってあります。ここが萎えるポイントの一つでした。そこで...

刻印を削り落とし、


HK社MP5マニュアル通りに製品番号、シリアル番号、火薬適合検査合格証、製造年機(これは80年モデルにしました)、検査機関に変えています。数字書体もマニュアル通りにドイツ工業規格書体を使用。これを


弊社の技法で打刻に見せかけ、KGガンコート鈴友特別調合のSDブラックで塗装をしました。
ここまでは始まり。そしてここからが「妥協無し」の追求。

その第一歩が

右マグウェルの製造表記。80年モデルなので「西ドイツ製」になっております。ベルリンの壁が落ちた年は89年ですが、ドイツ統合年は90年の10月で、それまでの製品は西ドイツ製なのです。続いて...


シュラウドの間から見えるのはサプレッサーにある刻印。シールズ隊員の中ではハンドガードを付けず、代わりに下の所へレールを針金で止め、フォアグリップを装着している画像もありますね。その時この刻印が見えるのがまた格別な気分になります。


サプレッサーを取り外した状態。これで終わり?ではなく、まだ重要な部分が...それはハンドガード。
本来なら固いゴムで鋳造されているのですが、玩具にそこまで膨大な初期投資はせず、プラスチック樹脂の素材を選んで"COMPROMISE"した様です。なので...


ゴム塗料を独自調合して塗装掛けし、見た目、肌触りも納得の品になりました。

出来上がったSDです:



これで何とか"NO COMPROMISE"に少しでも近づいたでしょうか。

お問い合わせはこちらから




  

Posted by suzutomo at 07:30刻印(レーザー、機械)