2012年06月07日
VFC MP5SDのリアル化企画
おはようございます。
6月に入りまだ清々しい朝なのですが、弊社の塗装場では釜がフル活動している毎日で、真夏の様に熱い日々を過ごしております。皆様も夏バテなどお体にをお気をつけ下さい。
さて、今回はVFC MP5SDのリアル化企画を紹介致します。
VFCが製作されたMP5SDの作りは良くできていると思っていますが...
外装はHK社モットーの"NO COMPROMISE"、「妥協無し」とまでは到達しておりませんので、この企画を始めました。
まずはレシーバーにあるシリアル番号。本品にはシリアル番号らしき物に6mm BBとレーザー刻印を打ってあります。ここが萎えるポイントの一つでした。そこで...

刻印を削り落とし、

HK社MP5マニュアル通りに製品番号、シリアル番号、火薬適合検査合格証、製造年機(これは80年モデルにしました)、検査機関に変えています。数字書体もマニュアル通りにドイツ工業規格書体を使用。これを

弊社の技法で打刻に見せかけ、KGガンコート鈴友特別調合のSDブラックで塗装をしました。
ここまでは始まり。そしてここからが「妥協無し」の追求。
その第一歩が

右マグウェルの製造表記。80年モデルなので「西ドイツ製」になっております。ベルリンの壁が落ちた年は89年ですが、ドイツ統合年は90年の10月で、それまでの製品は西ドイツ製なのです。続いて...

シュラウドの間から見えるのはサプレッサーにある刻印。シールズ隊員の中ではハンドガードを付けず、代わりに下の所へレールを針金で止め、フォアグリップを装着している画像もありますね。その時この刻印が見えるのがまた格別な気分になります。

サプレッサーを取り外した状態。これで終わり?ではなく、まだ重要な部分が...それはハンドガード。
本来なら固いゴムで鋳造されているのですが、玩具にそこまで膨大な初期投資はせず、プラスチック樹脂の素材を選んで"COMPROMISE"した様です。なので...

ゴム塗料を独自調合して塗装掛けし、見た目、肌触りも納得の品になりました。
出来上がったSDです:


これで何とか"NO COMPROMISE"に少しでも近づいたでしょうか。
お問い合わせはこちらから。
6月に入りまだ清々しい朝なのですが、弊社の塗装場では釜がフル活動している毎日で、真夏の様に熱い日々を過ごしております。皆様も夏バテなどお体にをお気をつけ下さい。
さて、今回はVFC MP5SDのリアル化企画を紹介致します。
VFCが製作されたMP5SDの作りは良くできていると思っていますが...
外装はHK社モットーの"NO COMPROMISE"、「妥協無し」とまでは到達しておりませんので、この企画を始めました。
まずはレシーバーにあるシリアル番号。本品にはシリアル番号らしき物に6mm BBとレーザー刻印を打ってあります。ここが萎えるポイントの一つでした。そこで...

刻印を削り落とし、

HK社MP5マニュアル通りに製品番号、シリアル番号、火薬適合検査合格証、製造年機(これは80年モデルにしました)、検査機関に変えています。数字書体もマニュアル通りにドイツ工業規格書体を使用。これを

弊社の技法で打刻に見せかけ、KGガンコート鈴友特別調合のSDブラックで塗装をしました。
ここまでは始まり。そしてここからが「妥協無し」の追求。
その第一歩が

右マグウェルの製造表記。80年モデルなので「西ドイツ製」になっております。ベルリンの壁が落ちた年は89年ですが、ドイツ統合年は90年の10月で、それまでの製品は西ドイツ製なのです。続いて...

シュラウドの間から見えるのはサプレッサーにある刻印。シールズ隊員の中ではハンドガードを付けず、代わりに下の所へレールを針金で止め、フォアグリップを装着している画像もありますね。その時この刻印が見えるのがまた格別な気分になります。

サプレッサーを取り外した状態。これで終わり?ではなく、まだ重要な部分が...それはハンドガード。
本来なら固いゴムで鋳造されているのですが、玩具にそこまで膨大な初期投資はせず、プラスチック樹脂の素材を選んで"COMPROMISE"した様です。なので...

ゴム塗料を独自調合して塗装掛けし、見た目、肌触りも納得の品になりました。
出来上がったSDです:


これで何とか"NO COMPROMISE"に少しでも近づいたでしょうか。
お問い合わせはこちらから。
Posted by suzutomo at
07:30
│刻印(レーザー、機械)
2012年05月28日
刻印あれこれ(浅彫り白色マーキング編)
お早うございます。
前回に続き、ミルスペック塗装と刻印の紹介をします。
今回は白色マーキングで、前回と同様にレーザーで加工されています。
良くプリントと間違えられる方もおられますが、塗膜を削り、金属素材を熱で彫りながら白色に酸化させて行きます。
深彫り同様、埋めるか削り取るか、サンド・ブラストを掛けない限り消えません。


WE製HK416Dの刻印バージョンをブラスト掛けして塗装を剥離します。ブラスト掛け終えたら刻印が消えた様に錯覚してしまいます。ですが、ブラストされた表面を磨くとまだ痕が見え、勿論この状態で塗装を掛けたら刻印の痕が見えてしまいます。刻印痕の深さにもよりますが、金属パテで埋めたり、削ったりして刻印の痕を残さず取るのが必要となります。削り終わったら再度ブラスト掛けをしてバフ目を消し、塗装の食いつきを良くさせます。

最終的にはこんな感じに元通りに仕上げます。元通りとは言いますが、KGガンコートのHKフラット・ブラック色で塗装処理しているので、純正のより強固で墨黒です。雰囲気も実銃並みになります。

この416に使用されている書体は2通りあります。一つはドイツ工業規格書体、ドイツ国産生産モデルです。もう一つはゴシック調の書体、海外生産は色んな国が行っているみたいで、ノルウェーもこの書体を使ってます。

そういけば416にはこんなのがありますね。これもHKフラットブラック使用。

416N, ノルウェー軍仕様です。416Dとは異なりマグウェル前方部分に警告の刻印が入っておりません。そしてアッパーの製造年期、合格章の刻印も416Dと違います。

ノルウェーもスイスやイスラエル同様に徴兵制度があり、民間人も数年軍隊とHK416N(又はK)にお世話になるそうです。彼らもアフガンで戦って来た部隊です。上の銃はその一つ。機会があればこの様な仕上げで塗装してみたいです。

旧KACの白柄マーキング。このタイプのマーキングは白と黒のコントラストが魅力的です。

これもレーザーマーキングの代表的刻印。

そしてその反対側。

このアッパーにはKGガンコートのフラット・ブラック使用。BCMはBravo Company Manufacturingです。
また画像など整理できましたら紹介致します。
前回に続き、ミルスペック塗装と刻印の紹介をします。
今回は白色マーキングで、前回と同様にレーザーで加工されています。
良くプリントと間違えられる方もおられますが、塗膜を削り、金属素材を熱で彫りながら白色に酸化させて行きます。
深彫り同様、埋めるか削り取るか、サンド・ブラストを掛けない限り消えません。


WE製HK416Dの刻印バージョンをブラスト掛けして塗装を剥離します。ブラスト掛け終えたら刻印が消えた様に錯覚してしまいます。ですが、ブラストされた表面を磨くとまだ痕が見え、勿論この状態で塗装を掛けたら刻印の痕が見えてしまいます。刻印痕の深さにもよりますが、金属パテで埋めたり、削ったりして刻印の痕を残さず取るのが必要となります。削り終わったら再度ブラスト掛けをしてバフ目を消し、塗装の食いつきを良くさせます。

最終的にはこんな感じに元通りに仕上げます。元通りとは言いますが、KGガンコートのHKフラット・ブラック色で塗装処理しているので、純正のより強固で墨黒です。雰囲気も実銃並みになります。

この416に使用されている書体は2通りあります。一つはドイツ工業規格書体、ドイツ国産生産モデルです。もう一つはゴシック調の書体、海外生産は色んな国が行っているみたいで、ノルウェーもこの書体を使ってます。

そういけば416にはこんなのがありますね。これもHKフラットブラック使用。

416N, ノルウェー軍仕様です。416Dとは異なりマグウェル前方部分に警告の刻印が入っておりません。そしてアッパーの製造年期、合格章の刻印も416Dと違います。

ノルウェーもスイスやイスラエル同様に徴兵制度があり、民間人も数年軍隊とHK416N(又はK)にお世話になるそうです。彼らもアフガンで戦って来た部隊です。上の銃はその一つ。機会があればこの様な仕上げで塗装してみたいです。

旧KACの白柄マーキング。このタイプのマーキングは白と黒のコントラストが魅力的です。

これもレーザーマーキングの代表的刻印。

そしてその反対側。

このアッパーにはKGガンコートのフラット・ブラック使用。BCMはBravo Company Manufacturingです。
また画像など整理できましたら紹介致します。
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08:00
│刻印(レーザー、機械)
2012年05月23日
刻印あれこれにミルスペック塗装(深彫り編)
お久しぶりです。
画像の整理が片付かないのに増え続ける一方なので今回は刻印とミルスペック塗装の紹介を致したいと思います。

セロマークを製作、その上をブラスト掛けしています。

KGガンコートのミルスペックO.D.(オリーブドラブ)を塗装した後。

あまりお目にかからないファーフランス。KGディープ・フラット・ブラック塗装。フラットブラックより黒色が濃いです。

DIEMACO British Special Forces仕様の刻印にKGガンコートのフラット・ブラック(つや消し)塗装。

定番のM4A1にはKGガンコートのフラット・ブラックを使用。この下に続くM16A2は

デュラコートのタクティカル・フラット・ブラックを使用していますが、見た目の黒差は良く似ております。ただ質感は焼付けと常温乾燥の違いで、感触も異なります。以前までは金属はKGガンコートと思ってましたが、デュラコートの肌触りや強度も中々で、KGに全く劣っていません。米国でKG派とデュラコート派に分かれるのも理解得ます。両方共すばらしいミルスペック塗料です!
刻印も打刻により似せてあり、線にテーパーが付いたり打刻痕の表現を再現しており、リアル感を演出しています。彫りも浅すぎず深すぎず、はっきりと小文字や細かい線が奇麗に深堀されているのが嬉しいです。

これはKGガンコートの調合色。光によって色彩も変わる調合がされております。関係の無い話ですが、画像のぼかし場所で先月深津絵里と織田裕二の大走査線ファイナルのロケが行われていた所です。忙し過ぎて野次馬にも行けませんでしたが...笑

ベトナムでも使われてましたね...

後はこのハイドラマティックも...これはKGのフラットブラックで、SPR仕様です。この刻印も打刻に見せかける様色々な細工がされています。

これもKGガンコート フラット・ブラックを使用。民間仕様ではなく、

このMK18MOD0の為でした。打刻に似せた深堀もまたリアルな質感を生み出しています。

民間仕様で思い出すのはこの旧ナイツ民間レシーバ。KMCのレーザーマーキングを金属パテで埋めて、深堀で新KAC軍用レシーバに生まれ変わった事。

新ナイツの刻印はKAC又はKMCの識別は無く、シリアル番号のKAかKMだけは深堀になった以外以前と同じ形式です。色はKGミルスペックODです。

このMSG-90にはHK フラット・ブラック使用。半つやの深い墨黒で格好いい。

HK416のバレルに深堀。その上を7色調合で亜鉛パーカライジングを真似たKGガンコートを塗装しました。アルミバレルとはとても思えない仕上がりです。アルミバレルの色、質感に苦労されておられる方は是非お勧めです!

これはスチール製のバレルに深彫り。
今回最後に紹介するのはデュラコートのタクティカルブラックに深彫りとマーキング刻印のミックス。

深彫りはきちんと深く彫られており、マーキングは真っ白く、鮮やかに。デュラコートとのコントラストが絶妙です。

デュラコートの色彩、質感もKGガンコートに劣りません。

レールの部分もきっちりと。

アッパーのレール後部にある米国国旗。少し回折していまいましたが、ルーペ通した拡大画像で見ると奇麗に星になっているのがまたすばらしいです。
これからもできるだけ色々な資料を紹介しますので宜しくお願い致します。
画像の整理が片付かないのに増え続ける一方なので今回は刻印とミルスペック塗装の紹介を致したいと思います。

セロマークを製作、その上をブラスト掛けしています。

KGガンコートのミルスペックO.D.(オリーブドラブ)を塗装した後。

あまりお目にかからないファーフランス。KGディープ・フラット・ブラック塗装。フラットブラックより黒色が濃いです。

DIEMACO British Special Forces仕様の刻印にKGガンコートのフラット・ブラック(つや消し)塗装。

定番のM4A1にはKGガンコートのフラット・ブラックを使用。この下に続くM16A2は

デュラコートのタクティカル・フラット・ブラックを使用していますが、見た目の黒差は良く似ております。ただ質感は焼付けと常温乾燥の違いで、感触も異なります。以前までは金属はKGガンコートと思ってましたが、デュラコートの肌触りや強度も中々で、KGに全く劣っていません。米国でKG派とデュラコート派に分かれるのも理解得ます。両方共すばらしいミルスペック塗料です!
刻印も打刻により似せてあり、線にテーパーが付いたり打刻痕の表現を再現しており、リアル感を演出しています。彫りも浅すぎず深すぎず、はっきりと小文字や細かい線が奇麗に深堀されているのが嬉しいです。

これはKGガンコートの調合色。光によって色彩も変わる調合がされております。関係の無い話ですが、画像のぼかし場所で先月深津絵里と織田裕二の大走査線ファイナルのロケが行われていた所です。忙し過ぎて野次馬にも行けませんでしたが...笑

ベトナムでも使われてましたね...

後はこのハイドラマティックも...これはKGのフラットブラックで、SPR仕様です。この刻印も打刻に見せかける様色々な細工がされています。

これもKGガンコート フラット・ブラックを使用。民間仕様ではなく、

このMK18MOD0の為でした。打刻に似せた深堀もまたリアルな質感を生み出しています。

民間仕様で思い出すのはこの旧ナイツ民間レシーバ。KMCのレーザーマーキングを金属パテで埋めて、深堀で新KAC軍用レシーバに生まれ変わった事。

新ナイツの刻印はKAC又はKMCの識別は無く、シリアル番号のKAかKMだけは深堀になった以外以前と同じ形式です。色はKGミルスペックODです。

このMSG-90にはHK フラット・ブラック使用。半つやの深い墨黒で格好いい。

HK416のバレルに深堀。その上を7色調合で亜鉛パーカライジングを真似たKGガンコートを塗装しました。アルミバレルとはとても思えない仕上がりです。アルミバレルの色、質感に苦労されておられる方は是非お勧めです!

これはスチール製のバレルに深彫り。
今回最後に紹介するのはデュラコートのタクティカルブラックに深彫りとマーキング刻印のミックス。

深彫りはきちんと深く彫られており、マーキングは真っ白く、鮮やかに。デュラコートとのコントラストが絶妙です。

デュラコートの色彩、質感もKGガンコートに劣りません。

レールの部分もきっちりと。

アッパーのレール後部にある米国国旗。少し回折していまいましたが、ルーペ通した拡大画像で見ると奇麗に星になっているのがまたすばらしいです。
これからもできるだけ色々な資料を紹介しますので宜しくお願い致します。
Posted by suzutomo at
08:00
│刻印(レーザー、機械)
2012年02月04日
KG ガンコート HK ブラック
寒い日々が続いております。皆様もどうぞ御身おたいせつになさってください。
今回はKG ガンコートのHK ブラックで塗装したレシーバーを紹介致します。
KG ガンコートは実銃用の塗料で、アメリカ特殊部隊Navy Seals用に作られ使用されています。ミリタリースペックに作られている為、硬質な塗膜は高強度を誇ります。
日本国内では弊社がこのHK ブラックや、AK ブラック、又はPTFE テフロンコートを独占契約で取り扱っています。個人様、業者様の加工を承っていますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
HKと言えば半つやの真っ黒。まさにこれです。

WEのHK4168


これに色とレーザー刻印が入ります。できれば今度仕上がりを紹介致したいです。
PTW416


今度アンダックスワークス・ジャパンから販売される削り出しPTW416の初期サンプル。
無垢の削り出しはサンドブラストの掛かりも最高で、塗膜が非常に奇麗です。
今回はKG ガンコートのHK ブラックで塗装したレシーバーを紹介致します。
KG ガンコートは実銃用の塗料で、アメリカ特殊部隊Navy Seals用に作られ使用されています。ミリタリースペックに作られている為、硬質な塗膜は高強度を誇ります。
日本国内では弊社がこのHK ブラックや、AK ブラック、又はPTFE テフロンコートを独占契約で取り扱っています。個人様、業者様の加工を承っていますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
HKと言えば半つやの真っ黒。まさにこれです。

WEのHK4168


これに色とレーザー刻印が入ります。できれば今度仕上がりを紹介致したいです。
PTW416


今度アンダックスワークス・ジャパンから販売される削り出しPTW416の初期サンプル。
無垢の削り出しはサンドブラストの掛かりも最高で、塗膜が非常に奇麗です。
2012年01月07日
明けましておめでとうございます。
明けましておめでとうございます。
弊社ミリブロをご覧頂き真にありがとうございます。
今年もより一層新たな加工企画に挑戦したいと思いますので、何卒宜しくお願い申し上げます。
昨年末にやっと届いたレーザー加工機ですが、配線工事が遅れてしまい、今日ようやく導入が終わりました。ご依頼者様をお待たせ致しまして申し訳有りませんでした。
こんな小さいの?って思われると思いますが、これが最新型のレーザー機で、冷却システムなど必要なく、持ち運びができるコンパクトサイズになりました。パワー出力は500w相当(本来出力は関係無く、周波数が関係あるのですが...)、従来のレーザー機とは全く異なる第四次世代レーザー加工機です。光ファイバーを使用しているので鏡やレンズの修正など必要なく、出力関係無く奇麗かつ、きめ細かくレーザー加工ができます。従来のレーザー機では出力を上げるとレーザー光線が太くなったり振れたりするのですが、光ファイバーのおかげでピンポイントに加工ができます。周波数で素材を削り込むので周りの焼け跡などなく、加工周りのにじみや素材の溶けかすなど無く加工表面を滑らかに仕上げます。
加工速度も従来のレーザー機より3倍から10倍の早さで加工できますので、価格もその分お安くなります。
刻印の版下は色々と弊社でそろえています。各刻印は実物からデザインやサイズ取りをしていますので、細かい所まで確実に再現し、間違いのない刻印をお入れします。
プラスチックや金属のレシーバー、フレーム、スライド、バレル、ボルト、ボルトキャリアーや他のパーツなど色々と手がけられますので、ご依頼お待ちしております。
ご依頼は弊社宛へご連絡下さい。

HK416刻印テスト
弊社ミリブロをご覧頂き真にありがとうございます。
今年もより一層新たな加工企画に挑戦したいと思いますので、何卒宜しくお願い申し上げます。
昨年末にやっと届いたレーザー加工機ですが、配線工事が遅れてしまい、今日ようやく導入が終わりました。ご依頼者様をお待たせ致しまして申し訳有りませんでした。
こんな小さいの?って思われると思いますが、これが最新型のレーザー機で、冷却システムなど必要なく、持ち運びができるコンパクトサイズになりました。パワー出力は500w相当(本来出力は関係無く、周波数が関係あるのですが...)、従来のレーザー機とは全く異なる第四次世代レーザー加工機です。光ファイバーを使用しているので鏡やレンズの修正など必要なく、出力関係無く奇麗かつ、きめ細かくレーザー加工ができます。従来のレーザー機では出力を上げるとレーザー光線が太くなったり振れたりするのですが、光ファイバーのおかげでピンポイントに加工ができます。周波数で素材を削り込むので周りの焼け跡などなく、加工周りのにじみや素材の溶けかすなど無く加工表面を滑らかに仕上げます。
加工速度も従来のレーザー機より3倍から10倍の早さで加工できますので、価格もその分お安くなります。
刻印の版下は色々と弊社でそろえています。各刻印は実物からデザインやサイズ取りをしていますので、細かい所まで確実に再現し、間違いのない刻印をお入れします。
プラスチックや金属のレシーバー、フレーム、スライド、バレル、ボルト、ボルトキャリアーや他のパーツなど色々と手がけられますので、ご依頼お待ちしております。
ご依頼は弊社宛へご連絡下さい。

HK416刻印テスト
Posted by suzutomo at
22:31
│刻印(レーザー、機械)
2011年11月28日
PTW416製作
今年の夏に出回ったWE M14用のTROYタイプMCSですが、それ同様に今回はPTW416に着手しました。
シーメンズ6軸CNCを仕様して製作したものは3D設計通り奇麗に仕上がってくれます。MCSは実レールからデータを取り、サイズ的には実銃にも取り付けられるくらいだったので完成した時はびっくりしました。
PTW416もその様な完成品を目標に作られていて長い間着手していましたが、要約なんとか形になってきましたので、紹介しようと思います。
データ取り


実ロワーにシステマロワーを移植させた物です...この様に3D設計から始まります。
削り出し


無垢のアルミブロックからの削り出しです。コストに拘らず良いものをユーザ様にご提供できればと想い、鋳物ブロックは使用してません。勿論強度は鋳物と比べられない程あります。そして表面加工も滑らかで、最終仕上げ加工もピンホールなどありません。

片面の形を整えた処で周りを削ります。

416らしい物がアルミブロックから見えます...
削り出された写真と詳細はアンダックスワークス・ジャパンのミリブロをご覧下さい。
シーメンズ6軸CNCを仕様して製作したものは3D設計通り奇麗に仕上がってくれます。MCSは実レールからデータを取り、サイズ的には実銃にも取り付けられるくらいだったので完成した時はびっくりしました。
PTW416もその様な完成品を目標に作られていて長い間着手していましたが、要約なんとか形になってきましたので、紹介しようと思います。
データ取り


実ロワーにシステマロワーを移植させた物です...この様に3D設計から始まります。
削り出し


無垢のアルミブロックからの削り出しです。コストに拘らず良いものをユーザ様にご提供できればと想い、鋳物ブロックは使用してません。勿論強度は鋳物と比べられない程あります。そして表面加工も滑らかで、最終仕上げ加工もピンホールなどありません。

片面の形を整えた処で周りを削ります。

416らしい物がアルミブロックから見えます...
削り出された写真と詳細はアンダックスワークス・ジャパンのミリブロをご覧下さい。
2011年10月10日
Duracoat, デュラコート

DURACOAT
米海軍特殊部隊NAVY SEALS用に開発されたミリタリースペックの塗装です。ミリタリースペック(ミルスペック)塗装とは原料、色彩以外に軍事行動上に必要な耐久性、耐食性、耐摩耗性などの性質を追求した物で、極端で過激な試験を耐え抜いた物だけに与えられます。塗膜はKGガンコート同様強固ですが、常温乾燥です。
塗装の再利用はできないのと、運搬コストが高額なのでその分お値段も少々高めですが、特徴として長持ちし、選色も豊富で、信頼できるミルスペック塗料です。市販された色がなくても色の調合が可能なので、弊社の係りの物にご相談お願いします。
DURACOAT STANDARD COLOR
デュラコートのベース色です。この塗料を使いつや消し材を混入すればTACTICALバーションも作れますので、塗料の調合などご相談下さい。
Matte Black
HK SemiGloss Black
Olive Drab Green
Vltor Flat Dark Earth
ACU Gray Green
ACU Deep Gray Green
ACU Light Tan
Parker
Multi Light Brown
Multi Light Green
Multi Dark Green
Multi Beige
Multi Dark Brown
Multi Medium Green
White
Snow Gray
Gold Coast
NWU Gray
NWU Light Blue
NWU Dark Blue
Diamond Silver
Titanium
German Red
DURACOAT SELF-LUBRICATING
デュラコートの表面を滑らかなにして滑走を早めます。
Matte Black
Vltor Flat Dark Earth
DURACOAT TACTICAL
非常にマットな色具合です。マット添加剤も所有してますので、スタンダード色もTACTICALバージョンの質感に変えられます。
Tactical Ultra Flat Black
Tactical OD Green
Tactical Dark Earth
Tactical Desert Beige
Tactical Light Gray
デュラコートのベース色です。この塗料を使いつや消し材を混入すればTACTICALバーションも作れますので、塗料の調合などご相談下さい。
Matte Black
HK SemiGloss Black
Olive Drab Green
Vltor Flat Dark Earth
ACU Gray Green
ACU Deep Gray Green
ACU Light Tan
Parker
Multi Light Brown
Multi Light Green
Multi Dark Green
Multi Beige
Multi Dark Brown
Multi Medium Green
White
Snow Gray
Gold Coast
NWU Gray
NWU Light Blue
NWU Dark Blue
Diamond Silver
Titanium
German Red
DURACOAT SELF-LUBRICATING
デュラコートの表面を滑らかなにして滑走を早めます。
Matte Black
Vltor Flat Dark Earth
DURACOAT TACTICAL
非常にマットな色具合です。マット添加剤も所有してますので、スタンダード色もTACTICALバージョンの質感に変えられます。
Tactical Ultra Flat Black
Tactical OD Green
Tactical Dark Earth
Tactical Desert Beige
Tactical Light Gray
デュラコートの見本はこちらからご覧頂けます。
2011年10月10日
KG GUN-KOTE、STOCK-KOTE

特殊塗装のKG GUN-KOTE, STOCK-KOTE の両方を扱っております。KGコートはアメリカ軍海兵隊特殊部隊NAVY SEALS使用に作られた特殊な焼付塗装、常温塗装でございます。過酷な条件に対応できるよう検査され、耐熱、耐摩耗、耐久性に優れた塗料です。弊社は実銃塗装からエアガンのバレルからレシーバー、パーツまで単品から量産ロットまで承っております。そして国内では弊社が独占に扱っている塗料タイプも揃えており、塗料色の調合も行っています。
最新のHVLP(大量低圧)システムで塗装を使用しているので幅広い質感が得られます。一色の塗料でも雰囲気が全く違うようにでき、弊社独自の磨きで深みのある鏡面処理なども施せます。密着安定剤のK-Phosを必要とする塗料色があるので、事前にご連絡下さい。
2400シリーズ
フラット・ブラック(つや消しの黒色です)
フラット・ダーク・アース(つや消しのタン色です)
ミルスペック・オリーブ・ドラブ(つや消しの深緑色です)
フラット・サービス・ブラウン(つや消しの茶色です)
フラット・グレイ(つや消しの灰色です)
フラット・ホワイト(つや消しの白色です)
チタニウム (チタン色)
アンティーク・ブラス(半つやの黄銅色です)
イエロー (黄色)
ミッドナイト・ブルー (深青色)
ホット・ピンク (ピンク色)
K-Phos 密着安定剤(プライマーの役割で、リンが科学結合を強めます)
国内独占使用塗料色
2400シリーズ
AKブラック (AKライフル用の黒色です)
HKブラック(H&K社用の黒色です)
ライト・デザート・タン(つや消しのタンより白に近いクリーム色)
1600シリーズ
PTFE・フラット・ブラック(テフロン入りつや消し黒色です。滑りを良くします。)
鈴友オリジナル調合色
M16A1 初期アルマイト色
パーカライジング・マグネシウム複合色
パーカライジング・亜鉛複合色
鉄製鋳物色
SIGグレイ(SIGライフルに使用されている灰色を再現しました)
フラット・ブラック(つや消しの黒色です)
フラット・ダーク・アース(つや消しのタン色です)
ミルスペック・オリーブ・ドラブ(つや消しの深緑色です)
フラット・サービス・ブラウン(つや消しの茶色です)
フラット・グレイ(つや消しの灰色です)
フラット・ホワイト(つや消しの白色です)
チタニウム (チタン色)
アンティーク・ブラス(半つやの黄銅色です)
イエロー (黄色)
ミッドナイト・ブルー (深青色)
ホット・ピンク (ピンク色)
K-Phos 密着安定剤(プライマーの役割で、リンが科学結合を強めます)
国内独占使用塗料色
2400シリーズ
AKブラック (AKライフル用の黒色です)
HKブラック(H&K社用の黒色です)
ライト・デザート・タン(つや消しのタンより白に近いクリーム色)
1600シリーズ
PTFE・フラット・ブラック(テフロン入りつや消し黒色です。滑りを良くします。)
鈴友オリジナル調合色
M16A1 初期アルマイト色
パーカライジング・マグネシウム複合色
パーカライジング・亜鉛複合色
鉄製鋳物色
SIGグレイ(SIGライフルに使用されている灰色を再現しました)
KGコートの見本はこちらからご覧頂けます。
